巫女と機関銃

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◆ 2012.10.03 「読書手記」


 手記。

 このように書くと、死亡フラグがバンバンと立っている気がする今日この頃。
 皆様、いかがお過ごしでせうか…お久しぶりで御座います、宮藤で御座います。

 お久しぶりです。
 最近はこの言葉が始まりの言葉として定着しつつありますわねぇ。

 いけない。
 その様に思いまして、私は読書の手記をつける事にいたしました。
 はい、完全にチラシの裏で御座います。
 しかも、読書頻度がそうそう多い訳でも無いし、書評などという大それた事は出来ません。
 ですから、手記なので御座います。



 さて、本題へと入りませう。


 :一冊目
 最近読んだ本と言えば、シェークスピアの「ハムレット」(新潮文庫版)でしょうか。
 長らく、シェークスピアは読まず仕舞いでしたので、そろそろ手を出しても良いかと思い、読んだ次第で御座います。
 そうですね…今更、ハムレットの説明など不要でしょうし…
 次、行きましょう。


 :二冊目
 クラフト=エヴィングという方をご存知でしょうか。
 彼は、1800年代に活躍した精神科医で御座います。まだ、精神科という物が一般的でない時代に、大きな功績を残した方で御座います。
 その方の著書の中に「変態性慾ノ心理」(原書房)という本が御座いまして…
 正確な所を申しますと、上記の本は彼の著書の抜粋版に当たります。
 患者の症例のみを抜萃した物でして…細かい医学的説明や長ったらしい説明文など不要だ、という方は大いに楽しめるものでしょう。
 かく言う私も、その性質でして…簡潔にまとめられた文章は、読んでいて非常に面白かったですよ。

 本は、サディズム、マゾヒズム、フェティシズムのようにジャンル分けされておりまして、一症例につき数頁という潔い簡潔さ。 医学的な説明もありますが…1800年代の研究ですので、現在の水準から考えるとハテと首を傾げたくなる説明も御座います。
 ですが、当時の医学で精神という所にスポットを当てたというのは非常に凄い事なのではないでしょうか。

 しかし…  変態、というと構えてしまいそうですが…
 昨今の日本人の方がよっぽど変態なんじゃないかと思ったり…



 と…今回はこのようなところでしょうか。
 現在、読み進めている物が読み終わり次第、次でも書いてみたいと思います。
 それでは、失礼いたしました。




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